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「メディアに届く!」オンライン記者発表会/PRイベントの新常識


近年、PRイベント・記者会見においても、非対面・非接触であるオンライン配信が定着。時間や場所にとらわれず、気軽に参加できるようになった一方、従来の記者発表と比べると「物足りない」「個別補足取材が困難」とか「熱意や背景の物語を感じにくい」と感じるメディアの方も少なくありません。(下記関連記事も、併せてご覧ください。)

そこで、「オンラインPRイベント/記者発表会」の課題を紐解き、メディアの方々とのエンゲージメントを強め、情報流通を最大化する為のポイントとは何か?当社イベントDXユニット斉藤がご紹介します。

(電通PRC-PRX事務局)

  ハフポスト日本版 泉谷編集長に聞く「コロナ禍で激変したメディアと広報の関係性」 「メディアとの付き合い方」。PRパーソンにとって永遠ともいえるこのテーマ。昨今は働き方の大幅な変化により、さらに難しい・・と感じるようになった方も多いのではないでしょうか? そこで今回は新聞社から職歴をスタートし、その後海外NGOで広報職も経験。現在はハフポスト日本版編集長を務める泉谷由梨子さんに当社の小倉真由子が直撃。その本音について迫りました。 「PR X」マガジン|すべてのビジネス領域に、PRの技術を|株式会社電通PRコンサルティング



目次[非表示]

  1. 1.コロナ禍で急速に広まったオンライン開催
  2. 2.オンライン記者発表会の浸透から見えてきた3つの課題
    1. 2.1.❶ 画面構成の単調化・ライブ感の不足
    2. 2.2.❷ 画面の先の視聴者が感じる疎外感
    3. 2.3.❸ Earnedメディア以外への活用
  3. 3.記者発表会/PRイベントの本質とは何か?
  4. 4.オンラインイベントの課題解決をワンストップでサポート
    1. 4.1.❶ 次世代型プレゼンテーション映像制作
    2. 4.2.❷ 専門家によるPRイベント設計
    3. 4.3.❸ Shared領域へのシームレスな情報発信
  5. 5.今後のさらなるDX化への対応
  6. 6.各種資料のDLはコチラから



コロナ禍で急速に広まったオンライン開催


コロナ禍で急速にオンライン化が進む中、PRイベント・記者会見においても、非対面・非接触であるオンライン配信が浸透しました。現在では開催時の感染状況と案件の特性により、ハイブリッド開催・オンライン開催を選択することが一般的になりました。

時間や場所の制約が軽減され効率よく参加できるオンライン配信は、出席率増加につながり、今後も活用されると考えられます。また海外など遠隔地から容易にスピーカーが参加できる点においても、コストをかけずにグローバルな対応が可能になり、コンテンツの幅を広げられるメリットも大きいです。

しかし、オンライン開催は多くのメリットがある反面、課題も生まれています。



オンライン記者発表会の浸透から見えてきた3つの課題


❶ 画面構成の単調化・ライブ感の不足

オンライン開催は、時間的制約が少なく手軽に参加できる反面、臨場感や熱量といったライブ感がプレゼンテーションで伝わり難い、映像が単調で飽きるといった不満の声もあり、画面構成の差別化が課題となっています。


❷ 画面の先の視聴者が感じる疎外感

実際に対面せず、一方的なプレゼンテーションを視聴する時間が長いことから、その熱意が伝えづらく、メディアの方々からは「疎外感を感じている」との感想を聞く事があります。また、この事が、結果、報道掲載の内容やボリュームに影響を与える事も少なくありません。つまり、オンラインでの記者発表会やPRイベントにおいては、リアル開催以上に、メディアに対するホスピタリティを高める必要があるのです。


❸ Earnedメディア以外への活用

オンライン記者発表会/PRイベントなどを通じて、デジタル化されたコンテンツ(データ)は、マルチユースでの活用が容易になるのが特徴。であるにもかかわらず、リアルでの対面記者発表会と変わらず、Earnedメディアへの対応のみで活用されているケースも散見されます。新聞や雑誌、テレビ、Web等のEarned mediaの対策が重要であることはもちろんですが、例えば、YouTubeやインスタグラム、twitter、facebookなどShared mediaも積極的な併用を通じて、効果的な情報伝達の最大化を検討してはいかがでしょうか?



記者発表会/PRイベントの本質とは何か?


なお、PRイベントの本質ですが、メディアへの配慮を第一とし、取材しやすい環境を整えるメディアファーストな運営は今後も変わりません。それゆえ、PRイベント形態の変化により、多くのケアが必要となりました。

例えば、オンライン参加メディアの記事が画一的にならぬよう「ステージ・物撮り」といった通常カットに加え、利用シーンごとのオフィシャル画像のバリエーションを増やしたり、オンライン参加者限定の質疑応答時間を設けたりします。

さらに疎外感を感じさせないよう、新発表商品を直前にお届けし、リアル参加と遜色ないきめ細かなケアでオンライン参加メディアの満足度を向上させます。また、出欠管理・情報提供・質問対応が必須なプレス向けにはウェビナープラットフォームで配信します。

このように従来に比べ配慮すべき事項が多岐にわたり増えており、広報担当者は発表の内容に専念するためにも、準備・運営については専門家へ依頼することをお勧めします。



先日公開した、当「PRX」マガジンの記事においても、「ハフポスト日本版」泉谷編集長が「オンライン記者発表会」の難しさを紹介しています。

  ハフポスト日本版 泉谷編集長に聞く「コロナ禍で激変したメディアと広報の関係性」 「メディアとの付き合い方」。PRパーソンにとって永遠ともいえるこのテーマ。昨今は働き方の大幅な変化により、さらに難しい・・と感じるようになった方も多いのではないでしょうか? そこで今回は新聞社から職歴をスタートし、その後海外NGOで広報職も経験。現在はハフポスト日本版編集長を務める泉谷由梨子さんに当社の小倉真由子が直撃。その本音について迫りました。 「PR X」マガジン|すべてのビジネス領域に、PRの技術を|株式会社電通PRコンサルティング




オンラインイベントの課題解決をワンストップでサポート


電通PRコンサルティングでは、これらオンライン記者発表会/オンラインPRイベント実施における課題を、ワンストップで解決できる、ソリューション・プログラムを開発。それが、次世代型オンライン配信イベント・ソリューション「ONE Com」(ONLINE NEXT EVENT Communication)です。これは、日本最大規模の動画インフルエンサーマーケティング会社「BitStar」社と共同開発したプログラム。皆様にもお気軽にトライアル頂ける、スターターパッケージもご用意しました。是非ご覧ください。


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当プログラム「ONE Com」の特徴は下記の通り。

当プログラム紹介資料はコチラからDL頂けます



❶ 次世代型プレゼンテーション映像制作

コロナ以降、オンラインプレゼンテーションスタイルが変化しています。海外トレンドである「One to One」コミュニケーションを取り入れたプレゼンテーション映像を制作し、視聴者に飽きさせない画面展開を演出します。

❷ 専門家によるPRイベント設計

オンラインPRイベントの専門家が、メディアホスピタリティを踏まえた、緻密な設計を行います。

❸ Shared領域へのシームレスな情報発信

CreatorsTV(※1)によるYouTubeでの動画配信もパッケージ化しました。

※1「CreatorsTV」・・・撮影スタジオにインフルエンサーが出向き最新情報などを、ソーシャルメディアに最適化された消費者目線のコンテンツとして視聴者に届けます。




今後のさらなるDX化への対応


2022年が元年ともいわれメタバースが今注目されていますが、PRイベントにおいてもリアリティ、臨場感のある演出が増えてきています。また、仮想空間上とはいえ新商品サービスが体験できるアプローチは魅力的であり、またXR(※2)を駆使した演出はインパクトも大きいです

(※2「XR(クロスリアリティ)」・・・「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」などの先端技術の総称)

当社では、こういったご要望に対応して、

「PRイベントのための『メタバース』スターターパッケージ」

「PRイベントのための『XR Studio』スターターパッケージ」

などのソリューションをラインナップしています。


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ただし、あくまで、発表会の目的は新商品・サービスの取材をしてもらうことです。つまり、「過剰な演出になっていないか」「一番伝えたい情報をきちんとメディアに届けられているのか」俯瞰してみることも重要です。その上で、案件によっては効果的な演出を上手に活用していくなど、新しいPRイベントや記者会見のカタチを期待されているのです。

如何でしたでしょうか?もし「メディアに効く!」新しいPRイベントや記者会見にご興味ございましたら、下記の資料をぜひご覧ください。


各種資料のDLはコチラから




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※引用されたデータや状況、人物の所属・役職等は本記事執筆当時のものです。

イベントDXユニット
イベントDXユニット
電通PRコンサルティング内で、メディア・クライアント・一般消費者にとって価値あるイベントDXソリューションの創造を手掛けるユニット。イベントプロデューサー、メディアプロモーター、メディア編集者、PRコンサルタントなど多様なメンバーで構成し、一般企業から官公庁、海外案件まで実績多数。 メンバーは斉藤裕/外池紗矢香/菅和也/並木歩/青木行徳/小濱紗織/市村将人/國見泰洋/箕輪淑子。

 


 

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